夫婦の保険の見直しポイント

結婚をきっかけに夫婦のための保険加入を考えている人に向けて、選び方のポイントを紹介します。

まずは結婚に伴う苗字変更のため、これまでに保険加入していた人は契約内容を更新する必要があります。

そして保険金の受取人を今まで親族に設定していた人は、配偶者に変更するのが一般的です。

自分に万が一のことがあったときに一番負担がかかるのは配偶者だからです、

夫婦となった後、以上の変更点は最低限早めに行っておきましょう。

今後の人生設計も独身時代とは大きく違ってくるため、自分と配偶者、さらに子供も含めた家族全員のために保障を大幅に手厚くしなければなりません。

家族のための保険を選ぶ前には、夫婦でよく相談してライフプランをしっかり組み立てておくことをおすすめします。

まだ将来の見通しが立てにくい結婚したばかりの頃はファイナンシャルプランナーも交えてアドバイスをしてもらうと良いでしょう。

将来子供は何人ほしいのか、生活費はどれくらいなのかをはっきりさせて、それを元に必要保障額を算出しましょう。

これから子供を作る予定がある場合は、妊娠・出産の後は保険料が割高になったり加入できない可能性が出てくるので注意してください。

妊娠・出産に伴い病気が発見されたり帝王切開を受けるということになると、加入する前では保障してもらえないこともあります。

なので妻のほうはできるだけ早いうちに、女性特有の疾患や障害も保障してもらえる保険に加入しておいた方が良いでしょう。

保険選びのメインとなるのは、世帯主に万が一のことがあったときに備える死亡保障と、夫婦ともに入っておきたい医療保険選びです。

死亡保障については、まず一般的に２００～３００万円かかる葬儀費用を最低でも用意しておかなければなりません。

お子様がいる場合は教育費も考慮し、生活費や住宅ローンなども含めると３０００万円は用意しておきたいものです。

次に医療保険についてですが、高齢化社会の日本においては医療費の負担も大きくなるため、ぜひ終身タイプで加入しておきましょう。

保険料を節約するために割安な夫婦型医療保険を検討する選択肢もありますが、老後も安心できる一生涯の充実した保障をしてもらうためには最終的に本人型のプランに加入するのがおすすめです。

死因の上位を占めるがん保険や、女性特有の病気・疾患に備える女性向け医療保険も備えておくと安心です。

以上のポイントを踏まえて、家族の安心を守るために万全なプランニングをしていきましょう。

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