夫婦の医療保険の選び方

夫婦型保険で医療保障を備える場合、夫婦一緒にしたほうがいいのか、それとも別々に契約したほうがいいのか、という問題は一概にどちらがいいと断言することはできません。

夫と妻の医療保障を一緒にすると良いこともあれば、デメリットももちろんあります。

契約会社によって細かい点では異なってきますが、一体型の医療保障の場合は主契約を夫婦のどちらかに設定し、もう一人の保障内容は特約としてつけることになります。

この特約について注意しておきたいのは、保障金額の増減や解約が自由に行えないようになっている点です。

特約は主契約に付随している形なので、たとえば夫が主契約者となっている場合夫がその契約を解除してしまえば特約が自動的に消滅してしまいます。(保障期間の長さは主契約と同じになっていることが多いです)

保障額を減らすときでも、特約に加入した妻のほうの金額を多めに減らさなければならないのです。

もしも離婚した場合や夫に先立たれたときは、特約が無効になるので妻の保障が無くなります。

残された妻は年々高くなる入院リスクに備えておかなければならないので、新たに本人型医療保険に加入することになります。

ですがなかには夫の死亡後も、保険料払い込み免除によって妻の保障が残る保険商品も存在するので、よく確認しておきましょう。

また、保険料が割安になっているぶん、特約をかけている側の保障額が主契約者の保障額よりも少なく設定されていることも考慮しておきましょう。

一般的には主契約の保障額の約60%から80%となっている場合が多いようです。

男女によって備えるべき保障内容も異なってくるので、それぞれが納得した保障プランにして老後も安心して受け取れるようにするためには、別々の医療保険に加入したほうが良いでしょう。

夫婦一体型医療保険の選び方で特に大事なのは、特約の保障の制約がどれくらいなのかをチェックしておくことです。

夫婦でひとつの契約の保険に加入した場合ですが、その最大のメリットは保険料が安く抑えられるということです。

保険証券もひとつで済み、契約時の煩わしさもありません。

保険料の支払いが家計の負担となっているときの一時的な措置として一体型の保障を検討するのも良いのではないかと思います。

年を重ねていくにつれて病気・怪我・入院のリスクが高まり、医療保障の必要性が迫ってきたときに、一番安心できる本人型医療保険に加入することをおすすめします。

あわせて夫婦のための安心できる保険の選び方もお読み頂くと参考になるかもしれません。

20代の保険、オススメの選び方

年間利用者数十万人、もはや「保険相談」は当たり前

保険相談とは資産管理の専門家(フィナンシャルプランナー)から無料でアドバイスを受けることができるサービスです。フィナンシャルプランナーはどこの保険会社にも雇われておらず、数ある保険商品の中からあなたの目的や状況に適切な保険を無料で紹介してくれます。

ほけんの窓口
ほけんの窓口は保険相談サービスの業界最大手です。

保険マンモス
経験豊富なフィナンシャル・プランナーを多く、利用者の満足度が高いところが特徴です。訪問してもらって相談を受けるタイプの代表格です。

関連記事

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ