20代の医療保険選びのポイント

20代の医療保険を選ぶときのポイントについて紹介します。

まず入院給付金日額の目安についてですが、これは一般的5000円もあれば十分とされています。

生命保険文化センターの調査によれば、疾病入院給付金日額の準備状況の平均額は約1万円となっていますが、独身で若いころはこれよりもっと少なく設定しても構いません。

公的な医療保障は思っていたよりも手厚く、医療費が一定額を超えた場合は高額療養費制度といったものもあります。

健康保険組合の付加制度、労災、傷病手当、貯蓄などがあればある程度はカバーできるようになっています。

なので給付金日額を5000円程度に抑えて、残りは貯蓄に回すという選択肢もおすすめです。

差額ベッド代や生活費が心配であれば、給付金日額10000円に設定するのも良いでしょう。

適切な入院給付日額を設定するために、どれくらいのお金が必要になるのか具体的にシミュレーションしてみましょう。

ただし、そのぶん保険料の支払いが2倍になってしまう点に注意です。

また、入院保障の開始日と限度日数がどのくらいあるかも重要なポイントです。

統計によれば通院患者が増加傾向にあり、入院患者の場合でもその約80パーセントが約1か月以内で退院するというデータがあります。

医療技術の進歩により、手術・入院に要する日数は短縮傾向にあります。

なので入院の限度日数は長くても60日ぐらいで十分です。

脳血管疾患などは長期入院になりやすいですが、新入社員など若いうちはあまり心配する必要はないでしょう。

保障開始日については、いつから給付金が支払われるかという大事なポイントなのでこれも必ずチェックしておきましょう。

日帰り入院1日目からの給付がもらえる商品もあれば、入院後数日経たなければもらえない商品もあります。

20代の頃で一番安上がりかつ必要な保障も最低限カバーできる保険は掛け捨て型になりますが、トータルで保険料を安く抑えて、老後の医療保障もしっかり備えておきたいなら終身型の医療保険もおすすめです。

終身型は生涯を通じて保険料が一律になっているので、20代の頃は割高になるというのが難点ですが、そのぶん老後の支払いの負担が軽くなります。夫婦にとっては嬉しいポイントです。

また、定期型タイプがその多くが80歳を超えると更新不可になるのと比べ、終身型ならば手厚い保障が一生続くというももメリットです。

自分に最適な医療保険を選ぶためには、老後まで見据えた資産計画の見通しを立てておくと良いでしょう。

20代の保険、オススメの選び方

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