社会人の常識について

突然ですが、「常識」という言葉を耳にしたときに、何を思い浮かべますか？
ちょっと、抽象的過ぎたでしょうか？

例えば、「そんなの、常識でしょう！？」なんていう言葉を誰かに言われたことはありませんか？
そのとき、相手は、なぜそのような言葉を口にしたのでしょうか？

おそらく、あなたに何らかの「常識」が欠けていたわけですが……
でも、そのときの「常識」って？
そうですね。まずは、一般常識に欠けていたということが考えられるでしょう。

状況によって変わる社会人の常識

その他にも「常識」という言葉は、状況や場所によって、少しずつ持つ意味合いが変わってきます。

一般的に社会人の間では、「社会人の常識」すなわち、「ビジネスでの常識」を意味する場合が多いでしょう。

また、人間関係のつきあい上においては、「冠婚葬祭の常識」の場合もありますし、同じ「ビジネスの常識」も「国内でのビジネスの常識」なのか「国際ビジネスの常識」なのかで、常識の内容も異なってくることでしょう。

通常、「社会人の常識」を指す場合、国内でのビジネス社会における常識やそのマナーをいかに知っていて、そしていかにきちんと守れるかということと大きくかかわってくるのではないかと思います。

でも、現代においては国際ビジネスマナーの常識もきちんと理解していなければ、常識人とは言えなくなっているのが実情です。

国際社会における社会人の常識

日本では、かなり以前から「国際化」、「グローバル化」などという言葉がよく言われます。
では、質問です。この国際化という言葉の意味なのですが、どのようにすれば国際化に繋がっていくとお考えですか？

これもよく耳にする言葉ですが、「これからは国際化の時代だから、英語ぐらいはできるようにならないと！」とおっしゃられたり、考えたりされる方が多いのではないでしょうか？

確かに英語を話せることは大切です。
でも、実際には英語を話せる能力があるということと、英語を使って、実際にコミュニケーションを取れるということでは、大きな違いがあります。

英会話の技術を身につけて、発音も上手。
文法的にも正しい英語を話したり、書いたりする自信はあるのに、「英語はちょっと……」とおっしゃられる方、たぶんコミュニケーションの能力が若干欠けていらっしゃるのでしょう。

日本語においても、美しい日本語を話すことは大事ですが、ただ、正しく美しい日本語を話すことができても、心を相手に通ずるように会話ができできなければ、本当に自分の伝えたいことを伝えることができません。

これは、外国語においても同じです。
英語の発音が美しくても、ビジネス社会においてコミュニケーションを取れなければ、その意味がなくなってしまいます。

むしろ、多少、日本人的な訛りがある英語でも、コミュニケーション能力に長けていて、相手の国のマナーを尊重し、相手の国の常識を一生懸命理解しながら努力する姿は、どの国からの取引相手であっても、相手の心を打ち、ビジネスでの成功に繋がっていくのではないでしょうか？

日本のビジネス社会における社会人の常識

これからの社会人は、国際ビジネスでの常識と日本におけるビジネスの常識の両方を理解することが必要です。

国際ビジネスにおける常識は、各国によって常識も大きく変わりますので、ある程度、相手の国の常識を知り、同時に、どの国にでも通用するような国際ビジネスにおける汎用的な常識を知っておくということが必要でしょう。

でも、日本でのビジネスの常識は？

こちらは、入社して、できるだけ早いうちに、すぐ覚えてしまうように努力することが大事です。
名刺交換のときのマナー、電話応対時のマナー、挨拶の仕方など、会社に入社して、すぐ教わるようなマナーは、覚えてしまえば、それほど、難しいことはありません。

基本的に大切なのは、サービスの相手や顧客を大切にする気持ちと態度です。
それが表れていなければ、儀礼的にマナーを守っていても、きっとすぐに相手に伝わってしまうことでしょう。

そして、学生のときとは違い、必ず守らなければいけない重要なことがあります。
それは「時間」です。

会社に遅れずに出勤するということだけが大事なのではありません。
常に余裕を持つことが大切です。

例えば納期や締め切りですが、これは必ず守らなければならない重要なことの一つです。
「できると思ったのですが、できませんでした……」
このような態度では、社会人として、失格と判断されてしまうこともあるでしょう。

まずきちんと計画を立て、締め切りや納期に間に合わないと思ったときは、早めに上司に報告しなければなりません。
大変そうな表情をしてみたり、苦痛そうにしたり、愚痴をこぼしていても、上司に対して、進捗状況が伝わりません。

また、突然体調を崩したときや、部署の変動があった場合でも、いつでも引き継ぎが可能なように、自分の作業の進捗状況がわかるようにしておくことが、とても重要です。

保険も社会人の常識？【ＰＲ】

多くの方が生命保険、医療保険などのいわゆる「保険」に加入していますが、新入社員にとっても必要なのでしょうか。

もしもの時の経済的に負担を抑えてくれるのが保険ですので、正しい知識を持って加入すれば大きな助けになります。

新入社員の保険の選び方

20代の保険、オススメの選び方

保険相談とは資産管理の専門家（フィナンシャルプランナー）から無料でアドバイスを受けることができるサービスです。フィナンシャルプランナーはどこの保険会社にも雇われておらず、数ある保険商品の中からあなたの目的や状況に適切な保険を無料で紹介してくれます。

ほけんの窓口
ほけんの窓口は保険相談サービスの業界最大手です。

保険マンモス
経験豊富なフィナンシャル・プランナーを多く、利用者の満足度が高いところが特徴です。訪問してもらって相談を受けるタイプの代表格です。