社会人のメールで注意しなければいけないこと

社会人になると、これまでの大学生活のときとは違って、頻繁にビジネスの上のメールを書く必要ができます。

でも、ビジネスメールを書き始めるのは、入社後からではありません。
就活の時点で、すでにメールのマナーをきちんと押さえておくようにしたいものです。
（たとえ、メールを使用する機会がなかったとしても……）

社会人のメールと携帯メールとの違い

学生だからといって、メールの書き方がわからない！ということでは就活がなかなかスムーズには進まなくなってしまうかもしれませんし、会社に入社してからも、大変です。

学生のうちから、「うん、なかなかできる奴だな！」と思われるようなメールを書けるようにしておくと、後々に困ることも少なくなることでしょう。

では、具体的に注意しなければいけないのはどんなことなのでしょうか？

まず、避けなければいけないこと！

たいていの学生は、社会人になる前に携帯を利用していますから、携帯でのメールにはよく慣れている場合が多いようです。
友達との間の携帯メールの違いと、ビジネスメールの違いは何でしょう？

例をあげると顔文字や装飾文字の利用があります。
常日頃から、顔文字や装飾文字を利用していると、ついつい忘れてビジネスでも使ってしまうなんてことも……
ビジネスメールでは、顔文字や装飾文字は使わないようにしましょう。

社会人のメールで、最低限、守らなければいけないこと

社会人のメールのマナーでは、最低限まもらなければいけないことがあります。
特別、難しく考える必要もないのですが、この最低限のマナーだけはできるだけ、気をつけるように、心がけるようにしたいものです。

まず、ビジネスメールでは、簡潔に伝えることが重要です。
そこが、普通の手紙や携帯メールとは違うところです。

携帯メールの場合、簡単な内容でも、いろいろと文字を装飾したりして、自分の気持ちを伝えたりしますが、もちろんビジネスメールでは長々と自分の気持ちや考えを訴える必要は、通常生じないようです。

長いメールを書いてしまいますと、最初の方にだけ目を通されて、自分の伝えたい肝心な内容が伝わらないという可能性もあります。

ビジネスメールでは、気持ちや考えを入れるのではなく、できるだけ最初に要点を書き、できるだけ簡潔に伝わるようにしましょう。

特に自分の気持ちを伝えたいような場合でも、ダラダラと長い文を書いていては、相手に用件が伝わりません。
ここはあくまでも自分の言いたいことをできれば最初の方で、簡潔に述べることがポイントです。

また、送信先を書き間違えたりせずに、文字変換にもよく気をつけるように注意しましょう。

社会人のメールでは、できるだけミスを少なくすることが大切

社会人のメールマナーでは、細かい点では、いろいろと気をつけなければいけないことがあります。

たとえば、メールでは、特殊文字を使用しないようにするとか、署名にも注意を払うようにするなど。
でも、あまり神経質になり過ぎなくても、だいじょうぶです。

失敗は誰にでもあるもの。
基本的に、最低限のマナーだけは、守るようにしていれば、相手にもきっと自分のミスを理解してもらえるでしょう。

ただ、社内メールでのミスは許されても、社外メールの場合は、会社間の取引や関係に影響が出てくるような事態に至るようなケースも考えられます。
社外メールの場合は、特にミスがないように、注意を払う必要があります。

ところで、会社のメールからは、話が少しずれてしまうのですが、会社内でメールを送信するときは、送信先が一人ではなく、メーリングリストなどのように、複数の相手に送信する場合も多いでですよね。

そこで、会社のメールに慣れてきた場合に発生するミスなのですが、複数の相手に送るメールに慣れてくると、個人の携帯のメールの場合でも、最初のメールが複数の相手に送られているからといって、送信元の相手にのみ送っているにもかかわらず、自分もすべての相手に返信していると勘違いしてしまうようなことがあるようです。

また、逆に個人的なメールを間違えて複数に送ってしまうような場合も……

これでは、友達を失くしてしまうことにもなりかねません。
しっかりと会社でのビジネスメールと個人間の携帯メールは使い分けて使用しないと、いろいろなトラブルの原因になるようです。