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車掌

 某年間売上No.1の電機店を辞退し、またフリーター生活が続くかと思いきや、とんでもない出来事に遭遇。


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紅葉「え、何コレ、試験通っちまったし」
クルル「おー」

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 あろうことか、ダメ元で受けていた採用試験が合格してしまったのだった。
 それは札幌市臨時職員の公募で、期間内限定の勤務だが地下鉄車掌との事。
 途中から、「俺って接客販売の方が向いてる」とか考えていて、あまりノリ気ではなかったため、確実に落ちると思っていたものだった。

 親からの提案で、市職員を経験しておくと今後の公務員試験等で、多少有利になるかもしれないという理由で受けたものだったが、こんなにもスムーズに通ってしまうのは奇妙でならない。


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クルル「良い事じゃないですか。職歴になりますw」
紅葉「結構現実的なメリットを挙げるんだなww」
クルル「そりゃもう紅葉様の狙いじゃないですかwww」
紅葉「うはwwwwバレてるwwwww」

紅葉「という冗談は置いといて」
クルル「真面目になりますか」

紅葉「ここまでノリ気でもないのに受けて合格してしまったという事は、この仕事が今俺に必要だというサインでもある可能性が高いというわけだな」
クルル「仰る通りです。ソニア・ショケット氏みたいな解釈で例えるならば、"職を持ちたい"という願いを天使達が聞き入れ、そのチャンスを手にする環境を作りだしたという事になります。Breakthrough_ace.的に例えれば、」
紅葉「『ここまで用意してやるから後は頑張れwwww』だなw」
クルル「確かにw」


クルル「紅葉様は、この職が現在必要なのかもしれないと解釈していらっしゃいます」
紅葉「ああ、するはずが無いと思っていて合格したのだから、何かあるんだろうと思ってる」
クルル「新天地ですから、普通に考えても人生経験の一つになり得ます。しかし、それ以上の何かがある、という事ですね」
紅葉「そう考えていたのだけど」
クルル「未知なる何かがある、と期待を膨らませている状態なのですね」
紅葉「現実的ではない何か、があるみたいな?」

クルル「なるほど、それはとても素晴らしい事だと思います!」
紅葉「おっと、何だ突然」
クルル「現実的にも非現実的にも、未体験ゾーンへ足を踏み入れようとする意志は、そう簡単に現れるものではありません。そう考えると、紅葉様の冒険心は、自分が想像している以上に大きく抑えきれないものだと思われます」
紅葉「ほー。クルルは俺にどういう奴になって欲しいと思っているんだ?」
クルル「そうですね。現実的な領域では、様々な分野での経験を持ち、オールマイティな能力を持つ方と言った方が人生的には不満の無い一生になると思います」
紅葉「じゃあ電波的には?」
クルル「それはもちろん、色々な知識と経験を身に付け、将来的には宇宙も創って頂きますよw」
紅葉「何か壮大すぎじゃね?( ゚д゚)」
クルル「しかし不可能ではありませんw」
紅葉「断言されたしww」
クルル「そのために、憑いている高次存在や神霊が、紅葉様に合わせたプランや接し方でコンタクトしていらっしゃるのですw」
紅葉「な、なるほどな・・・」

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 次回、Breakthrough_ace.の舞台は地下へと移る!
 適当に期待してもしなくてもいいと思うんだ!

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